ブログ

急なキッチンの水漏れ、すぐにできる応急処置の方法! 

お役立ちコラム

「急にキッチンから水漏れしていて困る!」
「今すぐ水漏れを止めたい!」
と、お困りではありませんか? 水漏れトラブルは急に発生したり悪化することが多いため焦ってしまいますよね。キッチンを修理するための業者が到着するまでに何とか水漏れを止めたい、という方のために今回は自宅にあるもので今すぐできるキッチン水漏れの応急処置をご紹介していきます。

キッチンの水漏れの応急処置とは?

まず最初に行っていただきたいのが、キッチンのどの部分から水漏れをしているかの特定です。水漏れ箇所によって対処方法も異なります。チョロチョロとした水漏れで発生箇所の特定が難しい場合は、一度水漏れをサッと拭き上げてからすぐにキッチンペーパーなどのペーパータオルを当てると、濡れている箇所を行いやすくなりますので試してみてくださいね。

蛇口からの水漏れは「止水栓をしめる」

普段使っているシンクにある蛇口からの水漏れの場合、蛇口内部のパッキンの劣化や蛇口本体の故障が考えられます。蛇口をしめているのに蛇口の吐水口部分から水がポタポタ漏れている、蛇口ハンドル付近からじわじわ漏れている・・・などといった水漏れの仕方をしています。蛇口は給水管と呼ばれる配管から水の供給を受けていますが、この給水管は水を滞りなく蛇口まで運ぶために常に配管内に圧力がかかっています。そうすることで高い階にある蛇口にも水を届けることができるようになっているのですが、蛇口の故障が起きると常に圧力により水が押し出されてきてしまうため、応急処置を行わないといつまでも水漏れが続いてしまいます。そのため蛇口からの水漏れを起こしている場合は、キッチンの止水栓をしめるようにしましょう。こうすることで給水管からの蛇口への給水を止めることができます。

合わせて読みたい記事!
水漏れしたらまずは止水栓を探して! 止水栓の場所&しめ方も解説!
https://www.elife-suidou.com/2023/09/20/10594/

水漏れの原因や水漏れを引き起こしている場所によっては、止水栓だけでは止まらないこともあります。また、止水栓が分かりにくい場所にあったり、キッチン下部収納を全部出さないと止水栓に手が届かない、または止水栓をしめるためのドライバーが手元にないなどの場合は、すぐに止水栓をしめることができませんよね。こうしたすぐに止水栓をしめることができない場合は、給水管の元栓をしめるのが効果的です。元栓は戸建てであれば屋外の敷地内のどこかに埋設されていることが多く、共同住宅の場合は共用の屋外敷地内か玄関横のボックス内に設置されていることが多いです。ただし元栓をしめると、住宅すべての給水が止まりますので、キッチン以外の水も使えなくなります。トイレをしている家族などがいる場合は、一声かけて元栓をしめることを伝えてあげましょう。

合わせて読みたい記事!
水道からの水漏れは元栓をしめればOK! 場所や閉め方を解説!
https://www.elife-suidou.com/2024/09/09/11628/

排水管からの水漏れは「バケツで受け止める」

意外と多いのが排水管からの水漏れです。排水管はシンク下の収納の奥にあることが多いため水漏れに気付きにくいため、気付いた時には収納の床やフローリングをダメにしてしまっていた・・・なんてこともあります。排水管からの水漏れは内部パッキンの劣化や破損、配管の接続部分のゆるみなどによって発生します。基本的には使った水が流れていく場所ですので、水漏れに気付いたらキッチンの使用を中断しましょう。また配管内の水が抜けきれば水漏れは落ち着くため、被害拡大を防ぐためにバケツで受け止めるようにしましょう。バケツを入れるスペースがない! という場合は、水を受け止めることができるものであれば紙コップなどでも問題ありません。

合わせて読みたい記事!
排水管の水漏れを今すぐ止める方法!原因&修理方法も解説!
https://www.elife-suidou.com/2023/07/19/10339/

シンクの排水口からの水漏れは「ラバーカップを使う」

キッチンを使用している上で、どんなに気を付けていても油汚れや食材・石鹸カスなどが配管内に流れ込んでしまい、内部をつまらせてしまうことがあります。配管内がつまってしまうと水が上手く排水できず、流した水が逆流してしまうことによって水漏れを起こしてしまうことがあります。この場合はトイレつまりと同様の原理で、ラバーカップを利用すると配管内のつまりを解消できることがあります。ただし100%の確率ではないため、数回試しても難しい場合は無理をせず業者に任せるようにしましょう。

合わせて読みたい記事!
洗面所のつまりはペットボトルで解決! 今すぐできる解消法&予防法
https://www.elife-suidou.com/2022/06/22/8119/

合わせて読みたい記事!
トイレのつまりはすっぽんで解決! すっぽんの正しい使い方
https://www.elife-suidou.com/2022/06/15/8034/

急なキッチンからの水漏れトラブル、慌ててしまいがちですが、きちんと対処法を覚えておくことで落ち着いて対応することができます。しかし、水漏れが一時的なもので、また問題なく使えてしまうなんてケースも実はとても多いです。そのため「なんだ問題なく使えるのか」と、そのままトラブルの根本的な解決をしないまま、キッチンを使用してしまう方もいます。そのまま使い続けることでさらに大きなトラブルになる可能性もあるため、何らかの異常やトラブルを発見した場合は、すぐに業者に対応してもらわなければいけません。では、実際にトラブルが発生したキッチンをそのまま使用し続けると、どのようなことが起きるのでしょうか。水漏れの危険性を知っていただくためにも、ここではキッチンからの水漏れを放置することによって発生するリスクについて、お話をしていきます。

キッチンからの水漏れを放置すると、まず湿気が溜まりやすくなり、カビの発生リスクが高まります。特にシンク下や収納スペースに漏れた水が溜まると、湿気がこもりやすく、カビの温床となります。カビは見た目に悪影響を与えるだけでなく、胞子が空気中に飛散することでアレルギーや呼吸器系の問題を引き起こすこともあります。また、湿気が壁や床材に浸透すると、木材の腐食や断熱材の劣化を招き、さらなる修理費用が必要になる場合もあります。

合わせて読みたい記事!
シンク下の黒い汚れ・点々はカビ! 今すぐ行うべき対策法&予防法!
https://www.elife-suidou.com/2023/08/04/10399/

水漏れが続くと、床材やキッチン家具にも深刻なダメージが発生します。特に、木製の床や収納棚は水分を吸収しやすく、変形や膨張、腐食が進行する恐れがあります。これにより、見た目の悪化だけでなく、床が不安定になり、歩行時の違和感やさらなる水漏れの原因となることもあります。場合によっては、床や家具全体を交換しなければならないほどの損傷に発展する可能性もあるため、早めの対策が必要です。

キッチンは食材や食べ物を扱う場所であるため、水漏れによって湿気が増すと、害虫の発生が促進されます。特に湿気を好むゴキブリや小バエ、粉ダニなどの害虫が繁殖しやすくなり、衛生面での問題が発生する可能性があります。キッチンは家族全員が毎日利用するスペースのため、害虫が発生することで、食べ物の安全性に影響を与え、住環境全体の衛生レベルが低下してしまいます。水漏れは害虫の発生源ともなるため、迅速な修理が重要です。

合わせて読みたい記事!
キッチンに粉ダニが発生する原因&対処法とは? 予防法も解説!
https://www.elife-suidou.com/2023/09/27/10610/

キッチンには、多くの電気機器が設置されています。水漏れが続くと、こうした電気機器に水がかかり、ショートや故障を引き起こす可能性があります。特にシンク周辺に設置されたコンセントや配線に水が浸入すると、感電や火災のリスクも高まるため、非常に危険です。また、修理や交換には高額な費用がかかることもあり、水漏れを放置することは経済的にも大きな負担となります。

合わせて読みたい記事!
水漏れトラブルが漏電に発展!? 気を付けるべき漏電のサインと被害について
https://www.elife-suidou.com/2022/08/10/8386/

水漏れを放置することで、知らないうちに水道料金が増加する可能性があります。少しの漏れでも、長期間にわたって放置されると大量の水が無駄に消費され、月々の水道料金が大幅に増加します。特に、目に見えない場所での漏れは発見が遅れることが多く、知らず知らずのうちに家計に影響を与えることもあるため、早めの修理が経済的な負担を軽減するポイントとなります。

キッチンからの水漏れを防ぐために

お料理をするという方であれば特にキッチンは生活の中で欠かせない設備ですよね。そんな大切なキッチンからの水漏れ、できれば防ぎたいものですよね。水漏れは急に起きてしまうものですが、日々の生活の中で防止することは十分に可能です。また水漏れしやすい場所をしっておくことで、気付きにくいような水漏れにも早い段階で気付くことができ、被害の拡大を防ぐことができます。ここでは日々の生活の中で、キッチンの水漏れを防ぐ方法のご紹介をしていきます。できそうだな、と思うものがあれば是非チャレンジしてみてくださいね。

蛇口を強くしめすぎない

「水をしっかり止めないといけないから、蛇口をしっかりしめなければ」と思ってガチガチになるまで蛇口をしめすぎてしまう方、要注意です。蛇口は必要異常な圧をかけてしまう状態が続くと、劣化スピードが早くなり故障の原因にもつながります。蛇口をしめて水が止まっていれば使い方として問題ありませんので、蛇口のハンドルがかたくなるまでしめる必要はありません。特に握力の強い男性の方は無意識でそうしてしまう、という方もいらっしゃいます。ちょっとしたことですが蛇口には思っているよりも負荷がかかっているため、次回から気を付けてみてください。

排水口に流すものに注意する

排水管の汚れやつまりは、日々の蓄積により大きくなっていきます。油や食べ物カスは完全に取り除くことは難しいものですが、油をそのまま流してしまうとシンクや排水管を痛めてしまったり、小さな食べカスでもヌメリ汚れやつまりの原因となります。流す前に三角コーナーを経由したり、キッチンペーパーなどで油や食べ物カスなどを拭き上げてから洗うだけも全然違います。

定期的な清掃を行う

キッチンのシンクや排水口からヌメリ汚れや雑菌の繁殖を起こさないために、定期的に掃除をしましょう。水漏れは排水管内のつまりだけではなく、排水口付近の汚れやつまりなどによって引き起こされることもあります。雑菌は異臭の原因にもつながりもすし、夏場などは特に害虫などの原因にもなるため注意が必要です。キッチンは食材を扱う場所ですので清潔にしておきたいですよね。少なくとも週に2~3回は清掃をするようにし、キッチンを普段使わないという方でも異臭や害虫を予防してくれる封水を蒸発させないために、定期的に水を流すなど行うようにしましょう。

プロの業者によるメンテナンスを行う

どんなに気を付けて使っていても、排水管内は使った分だけ汚れがたまっていき、排水管内にこびりついてしまいます。そのまま放置するとどんどん排水できるスペースが狭くなり、やがては逆流による水漏れも原因にもつながってしまいます。こうなってしまうとパイプクリーナーのような強力な洗剤でも汚れを綺麗に落とすことができなくなってしまいます。このような状態の場合、大体はプロの業者に依頼すると「高圧洗浄機」による汚れの除去を行います。高圧洗浄を用いることで、強い水圧により排水管内の汚れを落とすことができます。またこの高圧洗浄機は排水管のメンテナンス時にもよく利用されています。水漏れが起きて困る前に、定期的なプロの業者によるメンテナンスで予防することも大切です。

合わせて読みたい記事!
高圧洗浄で定期メンテナンス!
https://www.elife-suidou.com/2022/01/31/7017/

排水管の高圧洗浄を用いた定期メンテナンスは一般的には5年に1度推奨されています。高圧洗浄を用いたメンテナンスについては別の記事でも記載しておりますので、是非そちらも合わせてご覧くださいね。

まとめ

弊社では水回りトラブルの無料お見積り、修理を行っておりますのでお困りの際は是非ご連絡ください。関東エリア・東北エリア・東海エリア・関西エリアの各拠点にスタッフが待機しておりますので、お問い合わせから最短20分で駆けつけます。不安なことがありましたら是非ご連絡ください。