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シンク下の黒い汚れ・点々はカビ! 今すぐ行うべき対策法&予防法!

お役立ちコラム

「キッチンの収納扉を開けたら、収納扉や床面に黒い点々が付いている」そんな経験や心当たりはございませんか? 実はその黒い点々は、カビの可能性があります。蒸し暑いと体感することが多い夏の季節ですが、シンク下などは特に高温多湿になりやすく、カビにとっては絶好の繁殖環境となります。そのためキッチンなどの水回り設備は、この時期は他の季節よりもカビに注意しなければいけません。またシンク下を見た時に、ちょっとした汚れだと思って黒い点々を放置していると、気付いたときにはシンク下がカビだらけになっているなんてこともあります。そのため今回は、シンク下にカビが発生してしまった場合の対処法と、その予防法について詳しく解説をしていきます。

シンク下にカビが発生する原因は?

カビの被害に適切に対処し、繰り返さないためには、カビが発生してしまった原因について知る必要があります。そのためカビの対策法や予防法の解説を行う前に、まずはカビの発生原因について見ていきましょう。冒頭でもお伝えしたように、夏のシンク下は特にカビが発生しやすい場所となっていますので、今現在カビはないという方でも、発生する原因を作ってしまっていないか以下の内容と照らし合わせて確認してみてください。

通気が悪く湿気がこもりやすい

シンク下部分は、収納扉などの開閉を行わない限り基本的には閉ざされた空間となります。そのため、夏の時期など気温・湿度が高い日本の環境ではは高温多湿な状況になりやすく、エアコンをかけていてもカビが好んで発生しやすいです。また水回り設備ですので、周辺で水を使うことから他の部屋よりも湿度も高くなりやすく、ジメジメとした状況が続きやすくなります。

シンク下の水漏れ

シンク下には排水管や止水栓などが設置されていますが、なんらかのトラブルによりそのどちらかから水漏れを起こすことがあります。夏の時期にシンク下で水漏れが起きると、その他の時期と比べてカビも発生しやすく、また広がりやすいです。カビは高温多湿な状況だけではなく、水垢も好みます。そのためシンク下で水漏れが起きていると、カビにとってはいい環境にいい餌があるような状態になり、より繁殖しやすくなってしまうのです。

清掃不足

シンク下に物を置いているという方であれば、収納している物を全て出して掃除するというのは、なかなか大変な作業ですよね。また置いている物ひとつひとつにもチリなどが積もりやすく、全てを完璧に掃除できる機会は少ないのではないかと思います。そのためシンク下収納部分は清掃が不足になりがちで、そうした汚れの蓄積からカビが発生しているケースも多いです。食器やフライパンなどの調理器具などであれば、水気が少し残った状態で収納してしまうことで汚れだけではなく、水垢がカビの発生リスクが上がります。

シンク下のカビを見つけたら行うべき対処法とは?

シンク下にカビを見つけてしまった場合、思わず扉を閉めてしまいたくなりますよね。しかしカビは繁殖スピードも速く、放置することでカビを吸い込む機会が増え、時にアレルギーや肺炎を発症してしまうことがあるような危険な存在です。健康被害は誰にとっても危険ですので、もしシンク下でカビを見つけたら、すぐに対処するようにしましょう。では、具体的にカビにはどのような対処法を行うといいのでしょうか。正しい方法を身に付け落ち着いて対処できるよう、これからご紹介するカビの対処法を是非参考にしてみてくださいね。

シンク下と部屋の換気を行う

まずはシンク下と部屋の換気を優先的に行いましょう。カビが発生しているということは、湿度がかなり高い状態になっている可能性が考えられますので、シンク下と部屋の換気を行いカビが発生しているエリアの湿度を調整することが大切です。また夏はエアコンを稼働している方が多いと思いますが、あまりにも近接しているエアコンがある場合は一度停止しましょう。カビがエアコンに入り込んでしまう可能性があります。ただし、同じ部屋にエアコンが一台しかない、エアコンを消したら部屋が暑くなるなどの場合はその限りではありません。夏の時期のエアコン停止は熱中症のリスクがありますので、他に冷房設備を確保できない場合は健康を優先してエアコンを付けたままにしましょう。

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シンク下の水漏れ確認

カビの発生は多くの割合で水漏れが一緒に起きています。そのため、該当する水回り設備の使用を一時中断し、シンク下に収納があれば一度出してから排水管や止水栓部分に水漏れがないか確認をしましょう。特に多いのが排水管の接続部分からの水漏れです。水漏れの特定が難しい場合には、乾いたペーパータオルを排水管や止水栓に当てることで、濡れている部分の特定がしやすくなります。止水栓からの水漏れの場合は、水回り設備の使用を中止しても水漏れし続ける可能性があるため、家の元栓をしめて様子を見ましょう。ここまで完了したら、プロの水回り修理業者に点検・修理を依頼し、原因の正確な特定と水漏れの修理をしてもらうと安心です。

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カビ取り掃除を行う

カビが比較的少ない範囲で少し黒い点々が付いている程度であれば、カビキラーなどのカビ取り専用の洗剤を使って、カビの付着している場所をきれいに取り除きましょう。カビ取り掃除中は換気はそのまま続けるようにし、掃除が完了した後もしばらくは乾燥のために換気を行っておくと安心です。ただしカビがあまりにも広範囲に広がっている場合や、落としきれない場合は、そのまま放置することで同じことを繰り返します。そのため、自分でも対処できないカビはプロの業者に依頼し、カビ取り掃除をしてもらうようにしましょう。

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シンク下のカビの予防方法とは?

今回カビが出来てしまったという方も、できれば今後カビは予防していきたいものですよね。またカビは一度発生すると、根をはってしまうため掃除をしても全てきれいに取り除くというのが難しい部分です。衛生上や健康のリスクも考えると、カビはできないように予防していく必要があります。最後に、シンク下のカビを再発させない&発生させない方法について解説していきますので、是非実践してみてくださいね。

定期的な掃除と換気を行う

つい忘れてしまいがちなシンク下の掃除ですが、カビを予防するためには定期的な掃除と換気が一番です。定期的にシンク下を見る癖をつけることで、万が一水漏れが発生していても早い段階で気付きやすく、カビが発生する前に対処することもできます。掃除を終えたらシンク下の扉をしばらく明け、換気をしておくと湿度もこもりにくくなるためオススメです。

除湿アイテムを使う

シンク下は通年を通して湿度が高くなりやすい場所ではあります。そのため、除湿アイテム(乾燥材)などをシンク下に入れておくと、湿度のコントロールがしやすくなります。除湿アイテムはホームセンターなどにもありますし、インターネット通販での購入も可能です。湿気が溜まりやすい、冷房の冷気が届きにくい場所にあるシンク下なので、カビの発生を防ぐために除湿アイテムも是非活用してみてくださいね。

シンク下に物を入れすぎない

シンク下に物を入れすぎてしまうことで、汚れが蓄積されやすく、通気が更に悪い状態になります。そのため、パンパンに物を入れているという方は、一度収納を見直してみてもいいかもしれませんね。ストック場所としても活用されることの多いシンク下ですが、食べ物などを入れてしまうと、袋が破れた際などに害虫が発生する原因にもなるため、可能な限り食品の収納も避けた方がいいです。

定期的にプロの業者に点検・メンテナンスしてもらう

シンク下のカビを予防するために、定期的に水回り設備に異常がないか、プロの業者に点検・メンテナンスしてもらうようにしましょう。特にシンク下の水漏れトラブルは、多くの方が最初は気付かずに、悪い状況になってから初めて異常に気付くケースがほとんどです。そのため、水漏れトラブルが発生しないように定期的にプロの業者に見てもらい、必要があれば先回りして修繕してもらうようにしましょう。水漏れの発生を防ぐことはカビの発生を防ぐことにも役立ちますし、住宅を傷めずに済みます。

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まとめ

弊社では水回りトラブルの無料お見積り、修理を行っておりますのでお困りの際は是非ご連絡ください。関東エリア・東北エリア・東海エリア・関西エリアの各拠点にスタッフが待機しておりますので、お問い合わせから最短20分で駆けつけます。不安なことがありましたら是非ご連絡ください。