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洗面所の排水溝掃除を自分でやる方法! 年末のお掃除にも大活躍!

お役立ちコラム

一年も終わりに向かっている中、今年も年末のお掃除の時期が近づいてまいりました。一人暮らしの方も、家族で一緒に住んでいるという方も「年末はいつもより丁寧に掃除をする」という方は多いのではないでしょうか。しかし年末まで汚れを放置して一気に掃除をする、というのはなかなか労力が必要になります。そのため「出来るところは普段からちょっとずつお掃除する」ことも大切です。今回はそんな「普段からちょっとずつお掃除」していただきたいポイントとして、自分でできる洗面所の排水溝掃除の方法についてご紹介していきます。年末のお掃除テクニックとしても役立ちますので、ちょっとした予行練習だと思って是非試してみてくださいね。

洗面所の排水溝掃除、サボるとどうなる?

洗面所の排水溝、毎日使う部分だからこそ掃除をしていないと大変なことになります。キッチンのように食べカスを流す場所でもありませんし、トイレのように汚水を流す場所でもないため、いまいち「汚い」というイメージが湧きにくい場所でもあります。しかししっかりと対策をしないと健康被害をもたらしてしまったり、水漏れトラブルなどを引き起こす可能性もあります。ここでは洗面所の排水溝を放置するとどんなことが起きる可能性があるか、掃除の大切さを知っていただくために解説をしていきます。

雑菌が繁殖する

清潔な場所であるはずの洗面所、実は雑菌が繁殖しやすい場所でもあります。特によくあるのが石鹸ボトルなどの裏側、固形石鹸表面やその付近、排水口とその下にあるヘアキャッチャーです。雑菌は水気がある場所で繁殖する傾向があり、皮脂や髪の毛などの汚れがたまりやすい洗面所は実は雑菌が繁殖しやすい環境でもあります。長時間ヘアキャッチャー部分にたまった皮脂や髪の毛を放置していると、そこからも雑菌が繁殖しヌメヌメとした汚れとなり、また更に下の排水管にも溜まっていってしまいます。

悪臭や害虫の原因になる

雑菌が繁殖したことにより、排水口部分から悪臭がすることもあります。酷くなると洗面所の前を通るだけで悪臭がする、洗面所の悪臭が廊下の方まで臭う・・・などといった事態になります。また洗面所の掃除を行わないでいると害虫が寄ってきてしまう、ということもあります。害虫は夏場だけのもの、と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、冬場でも条件が害虫を寄せ付けやすい洗面所になってしまっていると、排水管から上がってきて害虫が寄ってきてしまうこともあります。

カビが繁殖する

水回りには水垢が付いてしまうものですが、そのまま長時間放置することにより水垢を養分とするカビが繁殖していってしまいます。更に皮脂や石鹸カスなども養分とするため、洗面所はカビが繁殖しやすい環境になってしまっています。カビは繁殖する際に人間の目には見えない胞子を飛ばして活動範囲を広げるため、洗面所の一カ所にカビが発生しているだけだったものが、気付いたら天井や他の部屋にカビが増えているなんてこともあります。カビの胞子は吸い込んでしまうことでアレルギー性の肺炎を起こしてしまうこともありますので、小さいお子さんや高齢者のいるご家庭、喘息などがある方などは特に注意したいものです。

排水不良や水漏れトラブルに発展する

洗面所の掃除をサボってしまうと普段目に見えない排水管内にも汚れが蓄積されていってしまい、排水管内を覆うように汚れがびっしりとこびりついてしまいます。最初の方は問題がなくてもどんどん汚れが蓄積されていってしまうと、排水できるスペースがどんどん減っていってしまい、徐々に排水不良に陥ってしまいます。更にそのまま放置してしまうと流した水が逆流してしまうなどの危険があり、水が溢れ出してしまうため水漏れトラブルに発展する可能性もあります。

洗面所の排水溝掃除を自分でやる方法とは?

洗面所の排水溝掃除をサボってしまうと大変なことになってしまう、ということを知っていただけたかと思います。そうならないためにも、普段から定期的に掃除をすることが大切です。ここからは洗面所の排水溝掃除を自分でやる方法についてご紹介していきます。普段からできる掃除内容ですので、掃除が苦手だな・・・と思っている方は全部やろうとせず、まずは一つずつできるようにチャレンジしていってみてくださいね。

雑菌やヌメリ汚れを取り除く

▶用意する物
・掃除用スポンジ
・掃除用洗剤

▶掃除の方法
普段のお掃除の仕方で、洗面所の排水口やボウル部分を丁寧に掃除しましょう。この際使うスポンジはできるだけ柔らかい物を選ぶようにしましょう。タワシなどの硬いものは洗面所ボウルを傷つけてしまい、その傷に雑菌や汚れが入り込んでしまうこともあるため注意が必要です。排水口は軽くこするだけでも十分ヌメリ汚れが取れますので、力を入れすぎなくても大丈夫です。またついでに、石鹸ボトルの裏や固形石鹸入れなども洗うようにしましょう。こうすることでボトル裏などに繁殖しやすい雑菌やヌメリ汚れの予防ができます。

ヘアキャッチャーの汚れを取り除く

▶用意する物
・ゴム手袋
・捨ててもいい歯ブラシなど
・掃除用洗剤

▶掃除の方法
ヘアキャッチャーは、その名前の通り髪の毛や小さなゴミなどが排水管に流れ込まないように排水口部分でくい止める装置のことです。水を通す穴が付いているため髪の毛などを絡めとりながらも排水は可能ですが、この部分にゴミが溜まりすぎてしまうと排水不良を起こしてしまうため定期的に絡め取ったゴミを手で取り除く必要があります。直接触るのは嫌だという方はゴム手袋をはめ、まずはヘアキャッチャー部分のゴミを取り除きます。全て綺麗に取れたら今度は捨ててもいい歯ブラシなどを使って、ヘアキャッチャー部分に洗剤を吹きかけてからゴシゴシこするように洗いましょう。ヘアキャッチャーは網目がある分ヌメリ汚れなども付きやすいため、しっかり汚れを落としておくと安心です。

排水管内の汚れを取り除く

▶用意する物
・パイプクリーナー

▶掃除の方法
悪臭や水漏れトラブルを防ぐためには、排水管内の汚れも取り除くことが大切です。パイプクリーナーは手の届かない排水管内の汚れを落としてくれる、頑固な洗剤です。その代わりとても強力なものなので手で直接触らない、使用する時は換気をしっかり行うなどの注意点があります。使い方は簡単で、排水管内にクリーナーを指定量流し入れ、規定時間経ったら水で流すだけですので忙しい方にもすぐにできる掃除方法です。

水垢を取り除く

▶用意する物
・掃除用スポンジ
・酸性系洗剤
・拭き上げ用のタオルやペーパータオル

▶掃除の方法
水垢はカビの発生原因にもなり、また見た目にも影響してくるため見つけたらすぐに対処するようにしましょう。水垢はアルカリ性のため酸性系の洗剤が効果があるとされています。手元にない場合はクエン酸水などを手作りして使用するのもおすすめです。掃除は通常の掃除と同様スポンジでこするようにして洗い、しっかり水で洗い流しましょう。また水垢は水が原因のため、掃除が完了したら最後に乾いたタオルや使い捨てのペーパータオルなどでしっかり拭き上げて完了です。水垢はどうしても蓄積されていってしまうものですので、一日の終わりに水回りを綺麗に拭き上げるだけでも十分清潔に保つことができますので取り入れてみてくださいね。

◎合わせて読みたい記事!
お風呂の水垢、クエン酸で落ちない時はどうしたらいいの?
https://www.elife-suidou.com/2022/09/21/8740/

上記の記事ではしつこい水垢汚れの落とし方について解説をしています。洗面所の水垢汚れにも使える技ですので、時間がある際や年末の掃除の際などには是非チャレンジしてみてくださいね。

洗面所の排水溝掃除はどのくらいの頻度でやるのがベスト?

洗面所の汚れは日々蓄積されていきますので、できれば毎日掃除ができたらベストですが忙しいという方も多いかと思います。ですので最低でも週に2~3回程度を目安に掃除は行うよう心がけましょう。洗面所のシンクなども皮脂汚れなどが色素沈着してしまうこともありますので、目に見える汚れに気付いた時は簡単に拭き取るだけでも十分綺麗に保つことができます。また普段から髪の毛が落ちたらそのまま流さずにティッシュなどに包んで拾う、石鹸ボトルの下をこまめに拭き取るなどを行うことで排水管のつまりや雑菌、ヌメリ汚れを呼ぼすることもできます。「今から掃除をやるぞ!」と頑張りすぎると次の掃除が億劫になってしまうという方は、このようにちょっとした事を気付いた時にやるだけでも十分綺麗になりますよ。

プロの力を借りることもオススメ!

排水管内は実は定期的に高圧洗浄などを使って掃除をする必要があります。どんなに丁寧に使っていても排水管内は着実に汚れがついていってしまうため、プロの業者による高圧洗浄などを定期的に行い、排水管を綺麗に保つことができます。高圧洗浄を使った定期メンテナンスについては別記事でご紹介していますので、是非参考にしてみてくださいね。

◎合わせて読みたい記事!
高圧洗浄で定期メンテナンス!
https://www.elife-suidou.com/2022/01/31/7017/

まとめ

弊社では水回りトラブルの無料お見積り、修理を行っておりますのでお困りの際は是非ご連絡ください。関東エリア・東北エリア・東海エリア・関西エリアの各拠点にスタッフが待機しておりますので、お問い合わせから最短20分で駆けつけます。不安なことがありましたら是非ご連絡ください。