ブログ

システムキッチンを交換する際の費用と注意点は? 種類別メリットデメリットも解説

お役立ちコラム

収納や食洗器が一体化となったシステムキッチンは、今は機能性の面だけではなくインテリアの一部としても重要な存在となってきました。しかしシステムキッチンへの交換は高額な費用になりやすく、慎重に計画をしないと部屋全体の印象が思いもしない方に変わってしまうことも多いです。そのためシステムキッチンへ交換する際は、しっかりと注意点を踏まえた上で実行する必要があります。今回はそんなシステムキッチンの交換について、気になる費用や注意点、更にはキッチンの種類別のメリットデメリットについても解説していきます。

システムキッチンの種類にはどんなものがある?

みなさんはシステムキッチンと聞いてどのような形状のキッチンを思い浮かべるでしょうか。おそらく人によってさまざまな形のキッチンを思い浮かべたのではないかと思います。また思い浮かんでもキッチンの名前が分からない、という方も多いのではないでしょうか。システムキッチンにはさまざまな種類と、その種類に応じたメリットデメリットが存在します。どんな種類のキッチンがあり、メリットデメリットはなにがあるのかを知ることは、キッチンを交換するうえでは欠かせない情報ですよね。そのため、ここではそんなシステムキッチンの種類について、それぞれのメリットデメリットを踏まえて解説をしていきます。

I型キッチン

I型キッチンは定番の形状です。シンク、ガスコンロなどが直線状にある形状のため、省スペースでシステムキッチンの中でも比較的安価なキッチンタイプです。スペースが限られている住宅においても、導入しやすいため人気があります。今までは壁付けが多かったI型キッチンですが、作業スペースを取ることができれば対面キッチンにすることも可能です。しかし長すぎるI型キッチンは逆に作業効率が落ちてしまったり、壁付けにすることでキッチンスペースが来客時に丸見えになってしまうといったデメリットもあります。

L型キッチン

写真のようにI型が2つ重なった形状のものをL型キッチンと呼びます。見た目にもL字に見えるのが特徴です。L型キッチンはキッチンのコーナースペースを活用しながらも、開放的でお洒落に見えるキッチンのためI型と同様に人気があります。しかしI型よりも作業スペースの確保が必要になるため、ある程度まとまったキッチンスペースが必要です。また価格もI型より高くなりやすく、間仕切り壁などの影響を受けるとキッチンスペースとダイニングやリビングの連続性が失われ、閉鎖的に見えてしまうこともあります。

アイランドキッチン

アイランドキッチンは、作業スペースやガスコンロ、流し台スペースが明確に独立しているキッチンのことをいいます。アイランドとは英語で島を意味するため、独立型のキッチンをそう呼ぶようになりました。アイランドキッチンは独立している形状から開放感があり、また作業スペースも広々としているのが特徴です。独立部分をテーブルとして代用する使い方もあります。見た目に高級感があるためインテリアの一部としても強い存在感を発揮します。ただしこれまで解説してきたキッチンの中で一番高価なキッチンタイプで、インテリアの中心になりやすいデザインであるがゆえに、素材を安すぎるものにしてしまうとチープに見えてしまうデメリットもあります。また設置スペースにかなりの広さを要するため、計画の際には注意が必要です。

システムキッチンを交換する際の費用は?

ここまででキッチンの種類や、それぞれのメリットデメリットについて解説をしてきました。どんなキッチンにしたいか、どんなキッチンならリフォームが可能そうかなんとなくイメージできた方も多いかと思います。では実際に、既存のキッチンからシステムキッチンへ交換する際にはどのくらいの費用がかかるのでしょうか。リフォームの計画を立てるうえで費用は大切な部分ですので、一緒に確認してきましょう。

一般的なリフォーム相場は80万円前後

既存キッチンからシステムキッチンへの変更を行う場合、平均的な相場は80万円前後です。これは一般的な住宅でよく採用されているI型やL型の中グレードでの金額となっているため、作業台を人工大理石やセラミックにオプション変更する場合や、扉のパネルをよりよい素材に変更する場合は更に金額は高くなります。部分的な素材をこだわりたいという方であれば、一般的な大きさ形のシステムキッチンであっても100万円を超えることもありますし、I型のコンパクトなものでは40万円前後のものもあります。なにを重要視するかによってもちろん安くも高くもなります。

大幅なグレードアップを行った場合の相場は120万円前後

既存のキッチンから形状を大きく変更してシステムキッチンを設置する場合や、キッチンの特注や素材の大幅なグレードアップを行った場合は、リフォームにかかる費用相場は120万円前後です。こちらも選ぶキッチンや内容によって金額が変わりますが、キッチンの形状を変えるとキッチンスペースだけではなくダイニングスペース部分の床材・クロスや配管に影響が出ることがあるため、その分金額も高くなりやすいです。設置する場所によっては特注サイズしか対応できないこともあるため、特注分が上乗せされることもあります。

システムキッチンを交換する際の注意点は? 

理想のシステムキッチンに変更するためには、金額に差はあれど高額な費用が必要になることが分かりました。しかしいざキッチンのリフォームを決意して高いお金を支払ったのに、思った通りにならなかった・・・なんてことは避けたいものですよね。そのためここでは、システムキッチンに交換する際に失敗しないための注意点についてお話をしていきます。キッチンのリフォームを検討されている方は是非参考にしてみてくださいね。

相見積もりを2~3社に依頼する

リフォームは業者の技術力にかかっているといっても過言ではありません。業者によってリフォームの提案が違うことはよくあることですし、材料の確保先や収益設定によっては見積もりに差がでることがあります。腕のいい業者に少しでも安くお願いしたいと考えるのは、当然のことです。そのため、まずは最低でも2社以上の業者に会い、見積もりを貰って精査することが大切です。また相見積もりは見積もりの精査だけではなく、悪徳業者を見抜く方法としても役に立ちます。悪徳業者の中には破格な広告や見積もりで契約をさせて後から理由を付けて費用を請求し、不当な利益で儲けを出している業者もいるため、不審な業者や見積もりを見抜くためにも相見積もりを行いましょう。

◎合わせて読みたい記事!
悪徳業者による水道工事詐欺に要注意! 知識をつけて自衛しよう!
https://www.elife-suidou.com/2023/04/05/9793/

完成系のイメージを明確にする

全て業者任せにしてしまうのではなく、どんなキッチンでどんな色にしたいのか、なにを一番優先しているのかなどリフォームを行う目的と完成系のイメージを明確にしておくようにしましょう。リフォームを行う業者は技術や提案力はもちろんありますが、人それぞれ好みが違うように、業者の好みと依頼主の好みが異なることがあります。そのため具体的なイメージをカタログ写真などで共有しておくことで、業者とのリフォーム打ち合わせにも無駄がなく、また個人で把握するのが難しい細かな部分の提案もイメージに沿う形で行ってもらうことが可能です。

予算を決めておく

キッチンのリフォームを行う前に、ある程度予算を決めておくことで数多くあるキッチンの中から必要なものや手の届く範囲のもので検討することができます。また、リフォームの際にありがちなのがオプションをつけ過ぎてしまい後からになって「いらない部分にお金をかけてしまった」といった失敗を感じてしまうというケースです。オプションはあればあるほどお洒落に見えますし、機能性も上がるため満足度も高くなります。ただしむやみに付ければいい、というものでもありません。予算に応じた取捨選択が必要となります。予算感がつかめない方はまずは見積もりの際に、改善したい部分を伝えて業者に中間グレードで見積もりを貰うと予算感が見えてくるためオススメですよ。

まとめ

弊社では水回りトラブルの無料お見積り、修理を行っておりますのでお困りの際は是非ご連絡ください。関東エリア・東北エリア・東海エリア・関西エリアの各拠点にスタッフが待機しておりますので、お問い合わせから最短20分で駆けつけます。不安なことがありましたら是非ご連絡ください。