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トイレに手洗いをつけるリフォームの費用相場はどのくらい? 注意点も解説!

お役立ちコラム

トイレに手洗いを取り付けることで、トイレ内で手を洗う便利さが得られるばかりでなく、清潔さを保ち、高級感も演出できます。このため、近年ではトイレのリフォームにおいて、手洗いの設置が増えています。ただし、そのリフォーム費用が気になるところです。手洗いには様々な種類があり、どの手洗いを設置するかを決めておく必要があります。そこで今回は、トイレに手洗いを取り付けるリフォームの費用相場や、リフォームで設置できる手洗いの種類について詳しく解説していきます。

トイレの手洗いをつけることで、どんなメリットがあるのか、またトイレの手洗いにはどんな役割があるのか気になる方も多いかと思います。ここでは、リフォームでトイレの手洗いをつけることで得られるメリットや、トイレの手洗いの役割について一緒に確認していきましょう。

トイレに手洗いをつけることで、トイレ内で手洗いが完結します。そのため、汚れた手でドアノブを触り洗面所まで手を洗いに行くという必要がなくなり、ドアノブや洗面所空間などのトイレの外の空間も衛生的に保つ役割もあります。トイレでは尿や便から排出される大腸菌の飛び散りがどうしても発生してしまうため、トイレで発生した菌を外に持ち込まないという面でも、トイレの手洗い器にはとても重要な役割があります。

トイレの使用で汚れた手を気遣いながら、他のスペースにある手洗いスペースや洗面所に足を運ぶのは、少し面倒くさいと感じる方も多いのではないでしょうか。トイレ内に手洗いがあることで、こうした大変な気遣いや面倒な移動の時間を省くことができ、トイレをより快適に使うことができます。トイレの中で全てが完結するため、日常生活に必要不可欠な動線も短縮することができるのです。

日本の多くの住宅では、洗面所が脱衣所を兼ねていることが多く、他の家族が使用しているときは洗面所が使えないもしくは使わないように配慮しているという方も多いかと思います。また家族同士では気にしないという方でも、来客時はお客さんがトイレの後に誰かが洗面所にいたら手を洗いにくい、といった不便を感じることもあります。トイレの中に手洗いがあることで、他の家族や来客時にも洗面所の使用の有無を気にせず手を洗うことができるため、生活のなかで生じるストレスを軽減することができます。

手洗いがあるトイレは、インテリアとしてもはえますし、高級感を演出することもできます。トイレの手洗いスペースを、インテリアスペースとして活用される方も多いです。同じ設計になりがちなトイレに個性を出したり、高級感を出すことができるのは嬉しいポイントですね。

トイレに手洗いを計画する際に重要なのが、「どんな種類の手洗いをつけるか」です。コンパクトなものもあれば、大きなサイズの手洗いもあるため、サイズを含めてしっかりと検討する必要があります。ここでは、リフォームでつけることができるトイレの手洗いの種類について解説していきます。

後付けで設置しやすく、リフォームで人気なのが独立した置き型タイプの手洗い器です。洗面台のミニバージョンのようなもので、下に収納をつけることができるものもあります。トイレに収納が不足している方は収納をつけてもいいかもしれませんね。トイレのスペースが広い場合は、便器と横並びにして写真のように海外風にデザインされる方も多いですし、横幅がない場合は通常の手洗い器の位置に備え付けることも可能です。

ブラケットタイプとも呼ばれる壁付けタイプの手洗い器は、省スペースでも設置しやすく、トイレが狭いという住宅でも比較的後付けしやすい種類の手洗いです。壁に埋め込む工事が必要になるため、持ち家でも構造上問題がないかの確認が必須です。幅やサイズがさまざまで、写真のようにコンパクトな幅のものを選ぶと既存のトイレスペースにも設置できるケースが多いです。写真では収納がついていますが、収納をつけずに手洗い器のみを壁付けで設置する方も多いです。好みやトイレの広さで選ぶことができます。

手洗いにプラスしてカウンターを設けたカウンタータイプは、よりトイレの空間をお洒落に魅せてくれる種類の手洗いです。カウンター部分には、インテリア小物を置くこともできます。カウンター下部に収納を設けると、より大きな収納スペースの確保も可能です。カウンターの素材もたくさんあるため、意匠性も高く、デザインの一部としても楽しむことができます。

トイレの手洗いといっても、さまざまな種類があるということを知っていただけたのではないでしょうか。気になる種類の手洗いも見つけることができれば、次に気になるのが費用ですよね。トイレの手洗いをつけるリフォームは、一体どのくらい費用がかかるのでしょうか。トイレの手洗い設置のみの費用は、なかなか調べても出てこない部分の費用です。費用相場を知らないと予算を建てるのも難しいかと思いますので、ここでは一緒にトイレの手洗いを設置する際の費用相場について見ていきましょう。

トイレの手洗いをつけるリフォームでは、一般的に10万~30万円程度かかります。金額の差は、収納スペースの有無やカウンターの有無によって異なります。手洗い単体であれば、新設と撤去費で10万円程度で済むことがほとんどですが、より高性能な手洗いスペースを計画する場合には予算は性能に応じて高くなっていきます。リフォームに伴ってトイレを広くし壁の撤去や増設などを行う場合は、さらに10万円程度費用が必要になります。既存のトイレを拡張せずに設置できるのかどうかも、費用に大きく関係してくるため、トイレのリフォームの計画では算とのバランスが大切です。

トイレの手洗いの種類や、手洗いをリフォームで後付けする際の費用について、知っていただくことができたかと思います。しかし、これだけの情報ではまだトイレの手洗いをつけるリフォームを実施するのは、不十分に感じる方も多いかと思います。リフォームの失敗を防ぐためには、これからご紹介するいくつかの注意点を合わせて確認しておくことで、失敗を防ぐことに役立ちます。

手洗いの後付けリフォームで起こりやすい失敗は、既存のトイレや床材、クロスなどと後付けした手洗いのデザインの不一致です。特に、手洗いだけではなく、収納やカウンターを設ける場合は、収納部分のパネルやカウンター素材が、既存のトイレの雰囲気と一致していないと、落ち着かない空間になってしまいやすいです。手洗いの種類や予算から選ぶことも多いかと思いますが、決める前に一度デザインの不一致が起きていないか確認しておくと、リフォームの失敗を予防することができて安心です。

手洗いの後付けでは、トイレを全体的に見て設置できそうなスペースに設置する、という方がほとんどです。しかし、手洗いを設置することで、特に男性などは便器に座った時に足が窮屈に感じてしまったり、トイレの出入りで手洗い器に身体をぶつけてしまうといったトラブルが発生することがあります。そのため、トイレの手洗いを検討する際には、座った際や出入りの動作で問題がないかもふまえて確認することが大切です。

トイレ用の手洗い器は、省スペースで設計されていることが多く、手洗い器そのものも小さいです。手洗い器が小さいと、いつもの感覚で手を洗ってしまうことで、手を洗った水が飛び散りやすいなどの問題が発生しやすいです。小さいお子さんやご高齢の方には使い勝手が悪いこともあるため、一度ショールームなどで体験してみることをオススメします。上手く扱えないと、かえって掃除が増えてしまったり、水の飛び散りによりカビが発生しやすくなったりなど、別の問題も発生します。事前に確認し、家族とよく相談して決めるようにすると失敗を防げます。

手洗いのみのリフォームももちろん多くの方が実施していますが、トイレが古くなっている場合や、家族の高齢化などにより手すりの設置が必要になったという方も多いです。リフォームを後から数回にわけて行うよりも、その場で一度に済ませてしまった方が人件費や諸経費などの兼ね合いで安く済むことがほとんどです。手洗い以外にも困っていることや、交換時期が近いトイレの交換など、他に必要のある工事があるかどうか確認しておきましょう。なにが必要か分からない、という方は、見積もりの際に業者に相談してみるのもオススメですよ。

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手洗いのみのリフォームであっても、相見積もりは必ず2~3社から取るようにしましょう。理由としては近年増加傾向にあるリフォーム詐欺を阻止するためと、他社との比較検討で予算だけではなく施工内容や見積もりの詳細さ、業者の対応を事前にチェックしておくためです。特に不信感があるような見積もり内容や安すぎる見積もり、業者の高圧的な態度など、1社だけでは判断できないような内容も他社と比較することで判断材料のひとつになります。時間はかかりますが、ぜひ時間に余裕を持って相見積もりを実施しておきましょう。

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