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お風呂の蛇口にはどんな種類がある? メリット&デメリットも解説!

お役立ちコラム

お風呂の蛇口と聞いて、みなさんはどのようなものをイメージされるでしょうか。普段意識しない部分のため、「お風呂の蛇口に種類なんてあるの?」と思われた方も多いかと思いますが、実はお風呂の蛇口にはいくつか種類があります。それぞれの蛇口には、メリットもデメリットも存在しています。そのため蛇口を交換する際には、蛇口の種類やそれぞれの特徴をしっかりと確認することが大切です。本記事では、お風呂の蛇口の種類について、各蛇口のメリットやデメリットに触れながら解説をしていきますので、新築時の計画だけではなくリフォームの際などにも参考にしてみてくださいね。

お風呂だけではなく、全ての蛇口に共通する種類として、大きく分けて蛇口は2種類存在します。それぞれを「単水栓」「混合水栓」と呼び、蛇口としても大きな違いがあります。ちなみに水栓といういい方ですが、水栓は蛇口と同じような意味で使っているため、水栓と見かけたら蛇口であると思っていただいて問題ありません。ここでは、商品の名前として用いられることの多い水栓という言葉を使って説明していきます。

単水栓は、その名前の通り単体の水栓のことで、水は水の水栓、お湯はお湯の水栓と役割が分けられています。イメージしやすい単水栓としては、庭などに付けられている水専用の水栓や、学校などの校庭などに設置されている手洗い用水栓かと思います。ひとつの水栓からは、水もしくはお湯しかでないという構造のため、近年の住宅室内における水回り設備ではあまり見ないタイプの水栓となりました。

混合水栓は、単水栓と違い、水とお湯をひとつの水栓から出すことができます。混合水栓にはいくつか種類がありますが、ハンドルもしくはレバーで温度調整を行って、丁度いい温度設定にすることができる便利な水栓です。難しい調整が必要ないことから、近年では家庭の水回り設備において、単水栓よりも混合水栓が多く設置されるようになりました。

お風呂の蛇口は、水栓の種類の他に、取り付ける場所にも種類が存在しています。それぞれを「壁付きタイプ」「台付きタイプ」と呼びますが、見た目が大きく異なることから、どちらを選ぶかは浴室の内装にも大きく関わります。それでは、壁付きタイプと台付きタイプの蛇口の種類の違いについて、一緒に見てきましょう。

壁付きタイプの蛇口は、その名前の通りお風呂の壁に付いているタイプの蛇口です。現在では壁付きタイプの蛇口が主流で、鏡などが付いているお風呂パネル面に付けられることが多いです。壁に付いていることで、スッキリとした印象になります。

台付きタイプは、お風呂の浴槽部分に付けられることの多い蛇口の種類です。台付きという名前の通り、浴槽部分などの土台になる場所に蛇口を設置しているため、蛇口としての存在感はあります。新築戸建て住宅のお風呂などでは見る機会が減りましたが、賃貸やホテルの一部で採用されている3点ユニットバスなどでは、よく見かけるタイプの蛇口です。

ここまでは、お風呂の蛇口の基本的な情報についてお話をしてきました。単水栓や混合水栓、壁付きや台付きなどの言葉の意味を知っておくことで、お風呂の蛇口の種類を選ぶ際にも役立ちます。お風呂場では単水栓を使用するケースはほぼないため、混合水栓のみのご紹介となります。ではここからはさっそく、実際にお風呂で使用されている蛇口(混合水栓)の種類や、それぞれのメリット&デメリットについて解説をしていきます。

浴槽専用タイプと、シャワー付きの洗い場専用タイプがある2ハンドル混合水栓ですが、あえて浴槽に混合水栓を付けたいという方もいらっしゃるため新築住宅でも採用されることのある混合水栓です。また2ハンドル混合水栓はプラスチックのひねりをイメージされる方が多いかと思いますが、最近のデザインではプラスチックを使わないスタイリッシュなデザインも登場しているため、古い水栓といったイメージがなくなりつつあります。

メリット
・水とお湯の量を微調整できるため、好みの水温や水量にすることができる。
・デザインが増え、お洒落なタイプの水栓もある。

デメリット
・個々のハンドル操作のため前回の水温を再現するのが難しい。
・使用中の平均流量が多いため節水には向かない。

実際にこの蛇口を購入した人の口コミ

・「シンプルな機能なのでトラブルがなく安心して使用できる。サ−モスタット付きはそれなりの値段を払わないとメ−カ-品でも使い物にならない事があったのでシンプルな製品に変えました。」
・「自分の思いの水温に出来る。」

「引用元:Amazon購入者レビュー」

サーモタット混合水栓は、新築住宅やリフォーム含めて今一番導入されているタイプのお風呂の蛇口です。蛇口に記載されている温度部分につまみを合わせることで、ずっと一定の温度設定を維持することができます。水圧も一定で使いやすく、デザインも豊富であることから人気がある蛇口の種類です。

メリット
・温度調整が簡単。
・水圧が一定で使用中のストレスがない。

デメリット
・水道管の水圧が弱い地域では水量が弱くなる可能性がある。
・内部のカートリッジなどが故障を起こしやすい。

実際にこの蛇口を購入した人の口コミ

・「シャワーの水圧がが思ったより弱かったのが残念だが他は大変良かったと思います。」
・「3ヶ月ほど使用しましたが特に使いづらさ等感じていません。水漏れ無し。温度調節も適切だと思います。シンプルで安い!」

「引用元:Amazon購入者レビュー」

タッチスイッチ混合水栓は、サーモタット混合水栓にプラスして、ボタンでシャワーなどを使用できるようにした種類の蛇口です。蛇口の中でも高級ラインとしてラインナップされていることが多く、写真のように不要なハンドルをなくし、ボタンにすることでよりスタイリッシュな雰囲気に見えます。

メリット
・小さいお子さんから高齢者の方まで使いやすく、簡単にお湯の出し止めができる。
・お風呂の蛇口周りに高級感を演出できる。

デメリット
・他の水栓と比べて水量が少ない。
・故障しやすく部品が高いため修理費用が高くなる。

実際にこの蛇口を購入した人の口コミ

・「とてもいい商品です。デザインは、未来的です。すぐに止められるので、節約もなりますね。買って良かったです。交換するなら、ぜひ検討してみてください。」
・「フラット構造で掃除が楽だし、何より手首に優しい。」

「引用元:Amazon購入者レビュー」

ここまでで、お風呂の蛇口の種類について解説をしてきました。気になる蛇口の種類は見つかりましたか? しかし、蛇口は見た目やメリットだけではなく、実際に使用する家族に合う商品なのかを見極める必要があります。そこで最後に、お風呂の蛇口選びで失敗したにために、お風呂の蛇口を選ぶ際のポイントについて解説して終わります。

お風呂の蛇口は毎日使うものです。そのため「かっこいいから」「インテリアを優先したいから」という理由、もしくは「安いから」といった理由で蛇口を選んでしまうのは危険です。使い勝手の悪いものを選んでしまうと、使用するのが億劫になっていってしまいます。そうした実際の使用感というところで家族のニーズと一致していないと、「失敗した」と感じてしまうひとつの要素となります。お風呂の蛇口を選ぶ際には、誰が使うのか、毎日使ううえで使い勝手は問題ないか、どんな蛇口が家族に必要なのかという部分のすり合わせをしてから蛇口の種類を選ぶようにしましょう。

蛇口は一度購入して終わり、ではありません。使用しているうちに、水漏れや劣化などにより部品の交換や修理が必要になることもあります。先ほどご紹介したようなタッチスイッチ混合水栓などは単価費用も高く、また修理などにかかる費用も高くなりやすいです。そのため、購入した後もメンテナンス費用を出せるか、なども踏まえて蛇口の予算を考えましょう。

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