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給湯器の故障はエラーコードで分かる! 主要メーカーのエラーコードを解説!

お役立ちコラム

これからの季節、給湯器の出番も多くなってくる時期ですよね。しかし冬は給湯器の負担も増える時期ですので、給湯器の不調や故障が増える時期でもあります。給湯器の故障は過去に死亡事故も発生しているため、不調を感じた場合は放置するのは危険です。ただし多くの場合、給湯器の不調や故障は、操作パネルに表示されるエラーコードで判別することができます。そのため「あれ、なんだかおかしいな」と感じた時は、給湯器にエラーコードが表示されているか確認することが大切です。本記事ではそんな給湯器のトラブル時に役立つ、給湯器のエラーコードについて詳しく解説をしていきます。

給湯器のエラーコードの役割とは?

給湯器のエラーコードは、給湯器の不調や故障の原因を伝えてくれる数字表記になります。メーカーによってエラーコードは異なりますが、供給数が多い主要メーカーと呼ばれる「リンナイ」「ノーリツ」「パロマ」「コロナ」「パーパス」は、エラーコードの表記を揃えています。そのため、今現在お使いになっている給湯器が主要メーカーである場合、本記事で紹介するエラーコードを参照していただくことで、給湯器の不調や故障の原因を知ることができます。

点検コードも同じ表示方法のため注意

給湯器は、不調や故障の原因によっては命に関わる重大な事故につながる恐れがあります。そうしたリスクを下げるためにも、メーカーが定める点検期間を守って点検を行う必要があります。とは言っても、点検期間をつい忘れてしまうなんてこともありますよね。そのため、基本的に給湯器を扱うメーカーでは点検期間になった給湯器に、点検コードを表示させています。主要メーカーではこの点検コードを「88」「888」などに設定しており、このコードが出ても給湯器を使い続けることは可能ですが、できるだけ早めに点検を受けるようにしましょう。

給湯器のエラーコードと対処法

では、ここからは実際に給湯器のエラーコードについて一緒に見ていきましょう。エラーコードには種類がいくつかあり、また主要メーカーでも異なるエラーコードを設けている部分も一部あります。そのためここでは、緊急性があるエラーコードを厳選してご紹介していきます。該当するエラーコードの表記がある方は、その対処法も踏まえて確認するようにしましょう。

燃焼異常

▶エラーコード
101、102、103

▶エラーコードの対処法
この3つのうちのどれかが表示された場合、給湯器の寿命が近い可能性があります。10年以上同じ給湯器を使っている場合、このエラーコードが出る時があります。そのまま使えている場合は故障しているわけではありませんが、放置することで不完全燃焼などを引き起こす可能性があるため、早急な部品や本体の交換が必要になります。また、給湯器の給気口や排気口にホコリなどが蓄積していてエラーコードが出ている可能性もあるため、一度電源を切り掃除をしたうえでもう一度再稼働して、問題がなければそのまま使い続けることが可能です。

点火不良

▶エラーコード
110、111、112、113

▶エラーコードの対処法
上記の4つのエラーコードの原因は、点火不良です。点火不良につながる要因としては、悪天候の影響を受けている、ガス供給のトラブル、点火装置の動作不良、暖房系統の故障などがあげられます。ガスの元栓が閉じていて点火不良が起きている場合は、ガスの元栓を開けることで改善します。しかしその他の原因の場合、修理が必要となるため給湯器の電源を切り、修理業者に修理を依頼しましょう。

COセンサー作動(一酸化炭素検知)

▶エラーコード
130

▶エラーコードの対処法
130のエラーコードが出ている時は、給湯器から一酸化炭素の発生があったことを知らせていることになります。一酸化炭素は人体に有害で、吸い込むことで中毒症状を引き起こし、最悪の場合死亡してしまうリスクがある大変危険な状態です。とはいえ、給湯器は一酸化炭素を感知したら機能停止をして、一酸化炭素の更なる発生を食い止める安全装置がついています。そのためまずは給湯器の使用を中止したうえで、落ち着いて安全な場所に避難し、修理業者にエラーコードの内容を伝えて修理依頼をするようにしましょう。

異常高温(電気便故障など)

▶エラーコード
200

▶エラーコードの対処法
200のエラーコードは大変危険なエラーコードです。原因は給湯器の空焚きや、電気便の故障などがあげられ、200のエラーコードが出ていると給湯器に関わるさまざまな部分が高温になっているサインです。放置することで火災につながる危険性があります。200のエラーコードを確認した場合は、給湯器の電源を切ったうえで、すぐにメーカーや給湯器を扱える修理業者に修理依頼をしましょう。

給湯器のエラーコードは基本修理業者に依頼を!

給湯器のエラーコードについて、数ある中から危険性が高いものを選んでご紹介してきました。しかし、ここに書かれていないエラーコードだからと言って、自己判断で放置してしまうのは危険です。エラーコードは複数の原因が重なって表示されていることも多く、場合によっては深刻なトラブルが発生していることも珍しくはありません。そのため、給湯器のエラーコードに気付いた場合は、すぐに修理業者に連絡をして対応してもらいましょう。

急ぎの場合はインターネットサービスがオススメ

給湯器は、給湯器のメーカーや購入した家電販売店などで修理を依頼することができますが、多くの場合1週間程度、繁忙期では1ヵ月以上待たされてしまうなんてこともあります。その間給湯器が使えないことも多く、特にこれからの寒い季節、日常生活が困難になってしまいますよね。そのため、急ぎの方はインターネットサービスを利用して、給湯器の修理を行っている業者に依頼するのがオススメですよ。インターネットサービスを利用する際には、インターネットで地域名も含めて一緒に検索することで、お住まいの地域に対応している業者をすぐに探し出すことができます。

◎合わせて読みたい記事!
給湯器の故障・交換の際はどこに頼むべき? メンテナンスはいつ行う?
https://www.elife-suidou.com/2023/03/29/9749/

水道局指定業者を選ぶと安心

インターネットサービスでは、多くの業者を簡単に探し出せる利点もありますが、その一方で一部悪徳業者が潜んでいることもあり慎重に検討しなければいけません。特に初めて依頼する業者だと「本当に大丈夫な業者なのか」心配になりますよね。そんな時に是非覚えておいてほしいのが、水道局指定業者という業者の存在です。水道局指定業者は、お住まいの自治体や水道局から認められた、水道関係工事のプロです。もちろん詐欺まがいな行為も禁止されていますし、万が一そうした不当な営業が判明した際には、水道局指定業者を名乗ることができません。そのため水道局指定業者は、技術面でも営業面でも信頼できる業者と言えます。また業者によっては給湯器も対応しているため、可能であれば水道局指定業者で給湯器の修理に対応している業者を選ぶことをオススメします。

◎合わせて読みたい記事!
水道局指定業者ってどんな水道業者?指定業者を選ぶメリットとは?
https://www.elife-suidou.com/2022/05/18/7673/

まとめ

弊社では水回りトラブルの無料お見積り、修理を行っておりますのでお困りの際は是非ご連絡ください。関東エリア・東北エリア・東海エリア・関西エリアの各拠点にスタッフが待機しておりますので、お問い合わせから最短20分で駆けつけます。不安なことがありましたら是非ご連絡ください。