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給湯器の工事にかかる費用と日数はどのくらい? 業者への手配方法も解説!

お役立ちコラム

給湯器はお湯に変換して蛇口に届けてくれる画期的な装置で、今では私たちの生活になくてはならない設備のひとつとなりました。そんな給湯器ですが、「そろそろ交換を検討している」と悩まれている方も多いのではないでしょうか。また給湯器は設計上10年程度の使用期間を想定されて作られているため、10年を超えるとトラブルが発生し始めることも珍しくありません。中には20年以上同じ給湯器を使っているという方もいらっしゃいますが、年数を重ねるだけ故障するリスクも高まるため、今まで問題ないという方でも検討をしている方も多いのではないでしょうか。そのため、今回の記事では給湯器交換の工事にかかる費用と日数、また業者の手配方法について詳しく解説をしていきます。

給湯器の工事にかかる費用はどのくらい?

新築時に設置した給湯器であれば、全体のローンとして組み込んで計算している方も多いため、給湯器工事にかかる費用をあまり詳しく把握していないという方もいらっしゃるかと思います。しかし同じ住宅に長く住み続ける以上、今後も給湯器を交換する機会はあるかもしれません。そのため、給湯器の工事内容や具体的な費用を把握しておくと、今後のリフォーム計画にも役立ちます。それでは、給湯器の工事にかかる費用がどのくらいなのか一緒に確認していきましょう。

給湯器交換費用の相場は10万円~15万円

給湯器の交換には、主に「本体費用」「施工費」「処分費」が含まれます。企業や業者によって見積もりへの記載方法や区分けはさまざまですが、基本的にこの3つ全てを含んだ費用相場では10万円~15万円程度であることが多く、費用の上下は交換する本体費用に影響されます。家族が増えて使用量が増えたので今使っているよりも大きい物に変えたいという方や、使用頻度が高くお湯の出が悪いという場合には、既存の物よりも大きいサイズの給湯器を勧められることがあります。また逆に、子供が独立したなどで使用頻度が今までよりも高くないなどの場合は、手頃な小型の給湯器を選ばれる方も多く、物によっては10万円以下で収まる場合もあります。

エコ系の給湯器への交換は20万円~25万円

交換する給湯器が「エコジョーズ(製品名)」「エコキュート(製品名)」など、環境や経済面に配慮されているタイプの給湯器の場合、本体費用が他の給湯器よりも高額であるため費用相場も20万円~25万円と高くなります。より大型な給湯器に交換する場合では、30万円~40万円ほどかかることも珍しくありません。特に戸建てで家族が多いご家庭にニーズがあるエコ系の給湯器ですが、長い目で見るととてもお得な商品ではあるものの初期費用が高額になりやすいため、見積もりを依頼する際には事前に商品の金額も確認しておくようにしましょう。

給湯器の交換工事は具体的にどんなことをするの?

給湯器の交換にかかる工事費用だけではなく、実際にどんな工事を行うのか気になる方も多いかと思います。高いお金を支払って工事を依頼するのですから、工事の内容までしっかり把握しておきたいですよね。そのため、ここでは給湯器交換を行う際の工事内容について解説をしていきます。

既存給湯器とリモコンパネルの取り外し

まずは既存の給湯器と、その給湯器につながるリモコンパネルを取り外す作業が必要になります。取り外し事体は大きな工事ではありませんが、取り外しの際に大きな音が出ることがあるため近隣住民への配慮も大切です。通常給湯器のリモコンパネルは、お風呂場とキッチン横に設置されていますので、壁に傷がつかないように配慮しながら取り外しを行っていきます。既存の給湯器をご自分で捨てる際には、基本的には一辺の長さが30㎝未満の場合は不燃ごみ、30㎝を超える場合には粗大ごみとなりますので、事前に自治体のゴミ捨てルールや指定置き場を確認しておくようにしましょう。

新しい給湯器に水道管を接続する

既存の給湯器を撤去して新しい給湯器を設置したら、まずは給湯器へ水道管を接続する作業を行います。給水管の交換で必須とされている業者の資格はありませんが、多くの業者は給水設備に関する設置の技術を保有しており、その場合水道法に従い給水装置工事主任技術者という資格を保有していなければいけません。給水装置工事主任技術者は国家資格のひとつであり、信頼できる資格のひとつでもありますので、依頼する際には業者が給水装置工事主任技術者の資格を保有しているか確認しておくと安心です。

新しい給湯器にガス管を接続する

既存の給湯器を撤去して新しい給湯器を設置したら、まずは給湯器へ水道管を接続する作業を行います。給水管の交換で必須とされている業者の資格はありませんが、多くの業者は給水設備に関する設置の技術を保有しており、その場合水道法に従い給水装置工事主任技術者という資格を保有していなければいけません。給水装置工事主任技術者は国家資格のひとつであり、信頼できる資格のひとつでもありますので、依頼する際には業者が給水装置工事主任技術者の資格を保有しているか確認しておくと安心です。

動作確認をして完了

最後に試運転や目視などにより問題がないか、不具合が発生していないかを確認して給湯器の交換作業は完了です。新規リモコンパネルはシーリング材で隙間をふさいで貼り付けているため、見た目がきれいか、浮きがないかも一緒に確認しておくと安心です。また給湯器は必ず業者のいるタイミングで試運転を行い、普段通りにお風呂やキッチンでのお湯が使えるかのチェックも一緒に行うようにしましょう。

給湯器の交換工事にかかる日数はどのくらい?

ここまでで、給湯器交換工事における大まかな流れを知っていただけたかと思います。ただし給湯器交換は、屋内で作業しなければいけない工事が発生するため、工事中は立ち合いをしなければいけません。そのため、工事にかかる時間や日数が気になりますよね。ここでは、一般的な給湯器の工事にかかる時間や日数について解説をしていきます。

小型サイズの給湯器:2~3時間程度

交換する給湯器が小さめな給湯器の場合、交換にかかる時間は平均で2~3時間程度です。そのため時間的拘束も長くはなく、見積もりを依頼した当日中についでに工事を依頼してしまう、という方もいらっしゃいます。手軽に依頼しやすい時間帯というのは嬉しいポイントですね。

一般的なサイズの給湯器:4~5時間程度

一般的なサイズの給湯器であれば、4~5時間程度で工事が完了することがほとんどです。エコ系の給湯器であっても、特別な機能が付いているなど出ない限りは5時間以内に設置が完了することが多いです。しかし4~5時間となると、お出かけの予定や仕事の予定を前後に入れてしまうと時間にゆとりがなくなってしまいそうですね。一般的なサイズの給湯器に変える場合であれば、半日程度時間を見ておくと安心です。

機能性給湯器:6時間程度

浴室乾燥機能や暖房機能、追い炊き機能など、なんらかの機能性が備わっている給湯器の場合は、配管が多く工事も複雑となるため6時間ほどかかることが多いです。コンパクトに見える給湯器であっても、これらの機能が付いていることは珍しくなく、今は多くの住宅で採用されている給湯器でもあります。そのため機能性の付いている給湯器をお考えの方は、半日は確実に時間を確保しておくようにしましょう。

給湯器の交換は、どのように業者を手配するのがオススメ?

給湯器の交換を検討されている方で、特に初めての方には「どんな業者に依頼するか」は悩ましい部分ですよね。新築時は施工店が手配してくれた業者も、新しく変えるとなると自分で手配する必要が出てきます。そんな時に困らないよう、最後に給湯器の交換での業者の手配方法と、給湯器交換を行ってくれるオススメの業者についてご紹介して終わります。

ガス会社や電力会社

ガス会社や電力会社ではガス・電気工事以外にも、給湯器設備関係の点検や交換を行っています。そのため、ガス会社や電力会社に給湯器の交換を依頼する方もいらっしゃいます。ガスや電力に精通した業者のため安心して依頼できる一方で、在庫切れの商品があったり、予約がすぐに取れないこともあるため余裕を持って依頼することをオススメします。

給湯器メーカー

交換したい給湯器のメーカーに直接依頼するという方法もあります。メーカーが直接対応してくれるため、製品に関する質問などもしやすく安心して依頼することができます。ただしメーカーから発売されているものの中から選ぶ必要があり、ガス会社や電力会社と同様に工事の予約が取りにくいケースもあります。交換したい給湯器が明確にあり、時間に余裕があるという方にオススメです。

インターネットで広告を出している業者

インターネットに広告を出しているような水回り業者などは、多くの業者が給湯器交換工事も請け負っています。インターネットで業者を探す場合、金額の比較検討がしやすく他に比べて安く工事を依頼することができます。また即日対応してくれる業者も多く、給湯器のトラブルが発生した場合もすぐに駆けつけてくれる安心感があります。弊社ではさまざまな水回り設備の依頼をお受けしておりますが、このインターネットの業者に該当し、給湯器の交換も可能です。ご相談、お見積りだけでも問題ございませんので給湯器の交換を検討されている方は是非お気軽にご相談くださいね。

まとめ

弊社では水回りトラブルの無料お見積り、修理を行っておりますのでお困りの際は是非ご連絡ください。関東エリア・東北エリア・東海エリア・関西エリアの各拠点にスタッフが待機しておりますので、お問い合わせから最短20分で駆けつけます。不安なことがありましたら是非ご連絡ください。