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真空式パイプクリーナーの正しい使い方とは? つまり解消でプロも使うオススメアイテム!

お役立ちコラム

つまり解消と言えば、ラバーカップ(すっぽん)を真っ先に思い浮かべる方も多いかと思いますが、現在は真空式パイプクリーナーの方が威力が強いとして人気があるのをご存じでしょうか。ラバーカップと真空式パイプクリーナーは、つまりを解消する目的のアイテムとして共通ではありますが、真空になっている筒に圧力をかけてつまりを吸い上げる分、真空式パイプクリーナーの方がつまりに強いです。また、最近ではホームセンターでラバーカップに並んで陳列されていることも多く、気になっていたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回はそんな真空式パイプクリーナーの正しい使い方や、持っているといい理由について解説をしていきます。

真空式パイプクリーナーとラバーカップの違いとは?

自宅にラバーカップがあるけれど、買い替えるほどのメリットがあるのか知りたい、また具体的な違いを知りたいという方も多いかと思います。そこで、ここでは一般家庭でも多く普及しているラバーカップと、近年注目を集めている真空式パイプクリーナーの違いについて比較していきます。ラバーカップを新しく買い替えようと思っていた、用途に応じてそれぞれを使い分けたい、という方は是非参考にしてみてくださいね。

値段の違い

まず気になるのは、値段の差があるかというところですよね。真空式パイプクリーナーとラバーカップは、それぞれに商品の企画やグレードの違いがあるため、金額だけで比べるのは難しい部分もあります。よく買われている規格で比べると、真空式パイプクリーナーが2,000円程度、ラバーカップ:1,000円程度で購入することができます。ラバーカップの小型なものであれば、500円程度で手に入るものもあり、金額だけで見るとラバーカップがお得に見えますね。真空式パイプクリーナーは金額が高い分威力は強いですが、今現在大きなお悩みがないのであれば、ラバーカップを買う方が安く済みそうですね。

仕組みや機能性の違い

真空式パイプクリーナーの方がラバーカップよりも強い威力と聞いても、具体的にイメージできない方も多いかと思います。そのため、ここでは真空式パイプクリーナーとラバーカップの仕組みの違いについても、触れていきます。見た目でなんとなく想像できる部分もあるかと思いますが、実際に仕組みの違いを知ることで、トラブル時に使い分けることができます。

▶真空式パイプクリーナー
真空式パイプクリーナーは、高圧の空気を使用してパイプ内のゴミや異物を吸い込むことで詰まりを解消します。圧力の調整は手元で手動で行いますが、マックスまで引き込むことで、強い圧力をかけることができ、つまりに強力なアプローチが可能です。また、真空式パイプクリーナーはアタッチメントを取り換えることで、さまざまなタイプのパイプや排水管に対応することができます。ある程度の限度はあるものの、住宅に発生しやすいつまりトラブルの全般に対応することができます。

▶ラバーカップ
ラバーカップは、ゴム製のカップ状の部品で、パイプの口に密着させて空気を押し出すことで詰まりを解消します。カップを押し下げて空気を押し出し、引き上げることで圧力をかけて、つまりにアプローチをします。形がシンプルであり、使い方もカップを押し付けて上下させるだけで、非常に分かりやすいです。ただしカップの大きさは調整できないため、ラバーカップが小さすぎる場合は使えないことがあります。

真空式パイプクリーナーの正しい使い方とは?

ここまで読み、真空式パイプクリーナーを買ってみようかな、と考えている方もいらっしゃるかと思います。しかし真空式パイプクリーナーは、ラバーカップと同様に正しい使い方をしなければ、つまりを上手に解消できないことがあります。真空式パイプクリーナーを買って上手くできなかったとなると、勿体ないですよね。ここではプロも実際に行っている、真空式パイプクリーナーの正しい使い方について解説をしていきます。

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排水口に垂直に密着させる

ラバーカップと同様に、真空式パイプクリーナーもつまりを起こしてしまっている排水口に対して、垂直に密着させる必要があります。排水口よりもカップ部分が小さいと、大きいアタッチメントに変更する必要があります。ほとんどの製品ではアタッチメントを交換できる仕様になっていますが、中には対応していないものもありますので、購入の際に自宅の使いたい部分の排水口に対応しているか、アタッチメントの変更が可能かを確認しておくようにしましょう。排水口を覆うように垂直に密着させることで、圧力を高めつまりに強いアプローチができます。

一気にポンプレバーを引き上げる

真空式パイプクリーナーが排水口に対して垂直に密着していることが確認できたら、今度は一気にポンプレバーを引き上げます。引き上げたら、今度はゆっくりとポンプレバーを押し込み、つまりの状況を確認します。ポンプレバーの押引き通常2~3回行うことで、大部分のつまりは改善します。

つまりの原因物質を取り除く

つまりが解消したら、再びつまりが起きてしまわないように、原因になっていたゴミや固形物などを取り除きましょう。つまりが解消し、真空式パイプクリーナーを排水口から離すと排水口に出てきたゴミや固形物も引き込まれてしまうため、ゴミや固形物を取り除くまでの間は排水口に蓋をしたり真空式パイプクリーナーでおさえておくなどして対処しましょう。ただし、つまりの原因が排泄物の場合は、水を含んで流れやすくなっているはずですので、ゆっくり様子を見ながら流し様子を見てください。

真空式パイプクリーナーでもつまりが解消しない場合は?

真空式パイプクリーナーでつまり解消を試みたけれど、つまりが解消しないというケースも考えられます。真空式パイプクリーナーは家庭用としては強力ですが、頑固なつまりや排水管の奥のつまりなどには、威力が足りずつまりが解消しない場合もあります。では、そのような事態になってしまったら、どのように対処すればいいのでしょうか。万が一の際に備え、一緒に確認していきましょう。

プロの業者に依頼する

自分で対処したけれどつまりが解消しなかった、という場合は、迷わずプロの業者につまり解消の依頼をするようにしましょう。排水管のつまりは、ゴミや固形物だけではなく、日々の使用で排水管内に汚れが付着し、排水経路を狭めてしまって起きている場合もあります。このケースでは、自力で対処するのは難しく、業者による高圧洗浄を検討する必要があります。また劣化している排水管は、使用年数によっては交換をした方がいいケースもあります。そのため、「単なるつまり」「そのうち解消する」と放置をせずに、必ずプロの業者につまり解消をしてもらうよう依頼しましょう。また、つまりが原因の場合であっても、業務用のローポンプと呼ばれる非常に強い圧力でつまり解消を促す道具もあるため、自宅で試してつまりが解消しなかったという方も業者にお願いしてみましょう。

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賃貸にお住まいの方は管理側に一度相談を

賃貸にお住いの方は、自分で業者を呼んでしまうことで後々トラブルに発展することがあります。これは、大家さんや管理会社といった立場の管理側が、賃貸に対しての専属の業者を契約している可能性があるからです。そのため、まずは先に管理側につまりが解消しなかったことを伝え、どのように対応すればいいかを相談するようにしましょう。配管の劣化など、場所やトラブル内容によっては管理側負担の修理となるため、領収書の発行や金額の確認なども含めて相談することで、工事後のトラブルを防ぐことにもつながります。

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まとめ

弊社では水回りトラブルの無料お見積り、修理を行っておりますのでお困りの際は是非ご連絡ください。関東エリア・東北エリア・東海エリア・関西エリアの各拠点にスタッフが待機しておりますので、お問い合わせから最短20分で駆けつけます。不安なことがありましたら是非ご連絡ください。