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タオルの干し方で水回りにカビが増える!? カビ予防に役立てたいチェックリスト

お役立ちコラム

水回りのカビ、気づかないうちに広がっていませんか? 浴室や洗面所、キッチンなどの湿気の多い場所は、ほんの少しの習慣の違いでカビが発生しやすくなります。なかでもタオルは、毎日使うものだからこそ湿ったまま放置してしまったり、干し方が不十分だったりすると、知らず知らずのうちにカビの温床になってしまうことがあります。そこで今回の記事では、普段の生活の中でついやってしまいがちな「タオルの干し方」や水回りの小さな習慣をチェックリスト形式で整理しました。ちょっとした工夫でカビの発生を防ぎ、清潔な水回りを保つ方法をわかりやすく紹介していきます。自宅の習慣を見直すきっかけとして、ぜひ参考にしてみてください。

普段何気なく干しているタオルですが、「まさかタオルが水回りのカビの原因になっているなんて」と、驚かれている方も多いのではないでしょうか。しかし、タオルは干し方や置き方によってはカビが発生しやすくなります。水回りのカビを予防するためには、まずはなぜタオルからカビが広まってしまうのかを理解しておくことが大切です。ここでは一緒に、タオルの干し方に潜むカビリスクの原因をチェックしていきましょう。

タオルを使用したあと、そのままハンガーや棚に置いて長時間放置すると、水分が蒸発せずに繊維の奥に湿気が残ります。ハンガーに湿気が残ってしまっている状態は、カビにとって繁殖しやすい環境であり、短時間でも目に見えないカビの胞子が増えていきます。特に夜間や雨の日、湿度が高い季節は乾きにくく、タオル内部に湿気が残りやすくなります。タオルは体を拭くものですから、少なからず汚れや皮脂、雑菌が付着していますよね。カビはそうした汚れと水分を養分として繁殖していくため、使い終わった濡れたままのタオルはカビにとっては最高の隠れ家なのです。こうしてタオルを濡れたまま放置する習慣は、知らず知らずのうちにタオルをカビの温床に変えてしまい、気づいたときには広範囲にカビが生えていることも珍しくありません。

タオルを干すときに複数枚をまとめて重ねていたり、タオルがピンと張った状態ではなく波打った状態で重なりが発生してしまっていると、タオルの風通しが悪くなり内側が乾きにくくなります。湿気のこもりにくい場所できちんと干しているつもりでも、このようにしてタオルに湿った部分が残ったままになると、カビが繁殖する条件が整ってしまいます。特に厚手のバスタオルやフェイスタオルは乾きムラが生じやすく、見た目では乾いていても内部は湿ったままのことが多くなります。湿気がこもった状態が続くと、カビは目に見えないうちに増殖してしまい、タオル全体がカビの温床になるリスクが高まります。浴室乾燥機などを活用していても、タオルを重ねたまま干すことで乾燥時間内にタオルが乾ききらず、浴室内でタオルからカビが広がってしまうといった可能性もあります。

使用後や洗濯後のタオルを洗濯機内や洗濯かごに放置すると、繊維内部に水分が残りやすくなります。濡れた状態で時間が経過すると、カビにとって理想的な繁殖環境が整ってしまうため、見た目では乾いたように見えても内部では実はカビが発生していた、なんてこともあります。特に厚手のタオルは乾燥に時間がかかるため、放置時間が少し長くなるだけでもカビの発生リスクは急激に高まります。使用後や洗濯後すぐに干さない習慣は、タオルにカビを増やす原因につながることもあるため注意が必要です。

浴室や洗面所など湿度の高い場所でタオルを干すと、周囲の湿気とタオル自身の水分が重なって乾きに時間がかかります。湿度の高い環境はカビの胞子が活発に増殖しやすく、タオル表面や内部に付着したカビが繁殖しやすくなります。浴室乾燥機がなく窓もないような浴室内であったり、室内の一角などで換気が不十分な環境ではさらに乾きが遅くなってしまいます。さらに雨が続く季節や湿度が高い日には、タオルが目に見えないうちにカビで覆われてしまうこともあるのです。湿気の多い場所や通期の悪い場所でのタオルの乾燥は、一見問題なさそうに見えていても、カビ発生の大きな原因となるのです。

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湿度の高い水回りでは、タオルの干し方一つでカビの発生リスクが大きく変わります。乾きにくい環境や風通しの悪い干し方は、せっかく洗ったタオルでもカビを増やす原因になりかねません。水回りのカビを防ぐためには、カビを防ぐ正しいタオルの干し方を知っておくことが大切です。そこでここでは、タオルを清潔に保ち、水回りでのカビを防ぐ干し方のポイントを具体的に紹介していきます。

タオルは湿気がこもらない場所で干すことが重要です。浴室や洗面所のように湿度が高い場所では乾きにくく、カビが繁殖しやすくなります。できるだけ窓際や換気扇の近く、空気が流れる場所に干すことで、タオル内部までしっかり乾かすことができます。浴室乾燥機を使用する場合であっても、先に浴室の換気をあるい程度してから、浴室内に干すことでタオルが必要以上に湿気を吸うことを防げます。乾きやすい環境で干すことで、見えないカビの発生を防ぐために非常に有効で、タオルを常に清潔に保つことができます。

タオルを干す際は重ならないようにし、できるだけ間隔を空けることが大切です。重なった部分や接触面は乾きにくく、湿気が残りやすいため、カビが発生する温床になりやすくなります。ハンガーやピンチハンガーを活用して、風が通りやすい状態で干すことで、タオル全体が均一に乾き、カビのリスクを大きく減らすことができます。家族の人数が多かったり、タオルの使用頻度が高い場合は、タオル専用の干し場を作ってみるのもオススメですよ。他の衣類と被らずタオルをしっかりと広げて干せるため、タオル使用後や洗濯後の干し場に困ることもありませんし、タオルの重なりを防いでカビの発生を最小限に予防することができます。

干す前にタオルを軽く振ってほぐすことで、繊維の隙間に空気が入り、乾きが早くなります。濡れたままのタオルは繊維同士が密着していると内部の水分が蒸発しにくく、カビが発生しやすくなります。タオルを振ることで風通しが改善され、乾燥時間が短縮されるため、カビの繁殖を抑えることができ、清潔な状態を保ちやすくなります。ただしこの際に注意したいのが、タオルから飛び出した水滴が水回りや壁などの付着することです。カビは水分がある場所であれば比較的どこにでも発生するため、飛び散った水分を拭き取り換気をしておくことも忘れずに行いましょう。

サンルームがあったり洗濯物を干すのに十分な屋外スペースがある場合は、積極的に太陽のもとでタオルを干しましょう。太陽光に含まれる紫外線には殺菌効果があるため、日光に当てて干すことでカビの発生を抑えることができます。また、サンルームで室内干しをする場合は、換気扇や窓を活用して空気の流れを作ることも重要です。湿度が高くなる水回りでは、空気が滞留するとタオルが乾きにくくなるため、風の通り道を意識して干すだけで乾燥効率が大幅に改善され、カビのリスクを最小限に抑えられます。干し場が十分に確保できない場合は、浴室乾燥機を使うのもオススメです。他の洗濯物がたまるのを待って洗濯する方も多いかと思いますが、湿ったままタオルを放置してしまうことでカビが増殖する可能性があるため、可能であれば使った後すぐに洗濯するか浴室乾燥機で乾かしておくと、カビの発生を防ぐことができますよ。

タオルからのカビ発生が原因の場合、すでに水回りにもカビの胞子が飛び散ってしまっている可能性があります。そのため、タオルの干し方を気を付けると同時に、水回りの換気や掃除を行うことで、水回りからもカビを発生させないことも大切です。既に水回りにカビが発生している場合はカビを取り除くようにしないと、今度は逆に水回りからタオルにカビが移ってしまうといったことも考えられます。水回りのカビは、比較的発生しやすいため、特に雨が多い梅雨の時期や8月~9月は注意が必要です。カビが根深い場合は、プロの清掃業者に依頼してカビを取り除いてもらう方法もあります。自力ではカビの対策が難しい場合、早めにプロの業者に相談をしましょう。

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