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食洗器からの水漏れ! 考えられる水漏れの原因と対処法とは?

お役立ちコラム

食洗器は今は多くの住宅や賃貸に普及し、使っている方も多いのではないでしょうか。お皿を入れるだけで洗浄・乾燥をしてくれる便利な食洗器ですが、実は水漏れを起こすことがあります。いつも通りつかっていたはずなのに、突然水がポタポタ床に流れ出てきた。そんな経験ありませんか? また場合によっては、対処の困るほどに泡が水が出てきてしまうこともあり、故障や下階への水漏れ原因につながることもあります。そんな食洗器の水漏れについて、今回は水漏れの原因と対処法について詳しく解説をしていきます。是非参考にしてみてくださいね。

食洗器から水漏れする原因とは?

食洗器は一度に使用する水が10ℓ~20ℓと大量の水を使うため、水漏れしてしまうと大きな二次被害につながる可能性もあります。そんな食洗器ですが、密閉した空間で水を使っているのに、どうして水漏れを起こすかきになりますよね。また、水漏れに気付くためにはその原因を知っておくことで、メンテナンスを行う際に予防することも可能です。ここでは、多くの家庭で使われている食洗器が水漏れする原因について詳しく解説をしていきます。

配管の故障や接続不良

食洗器と排水パイプを接続する配管に亀裂や破損がある場合、水漏れが発生することがあります。また同様に部品のゆるみや、接続不良などでも水漏れは発生します。配管の老朽化や誤った取り付け、締め付け不足、初期段階の施工不良などが原因となる場合があります。排水ホースは洗浄に使った水を排水管へと流す役割のため、この部分から水漏れしてしまいそのままにしてしまうと、雑菌や害虫が繁殖する原因にもなります。排水ホースは通常キッチンの排水管付近に取り付けられていることが多く、水漏れしていても気付けないケースも多いです。

センサーやポンプなどの故障

センサーが故障すると水漏れしていないのに水漏れエラーが出てしまうことがあります。またポンプは内部部品の一部ですが、劣化などにより故障することで水漏れを起こしてしまうことがあります。このように内部部品の故障では水漏れの原因を特定するのが難しく、業者が分解して初めて分かるというケースも多いです。

シーリング材の劣化

食洗器のドアやパネルの周辺には、内部の水が漏れださないようにシーリング材が補填されています。しかし、シーリング材はゴム製やシリコン製であるため、摩擦などにより劣化し、一部が剥がれ落ちてしまったり大きな亀裂が入ることがあります。その際にすぐに対応しないと、その場所から更に亀裂や破損が大きくなり、最終的には水漏れにつながっていきます。初期段階では食洗器から水が垂れている程度のものが、酷くなると拭いても拭いても水がどんどん溢れてくる状態になります。食洗器は夜中かけることも多く朝起きたら食器をしまうという方もいらっしゃるかと思いますが、夜中のうちに水たまりができてしまい、床材がダメになってしまうといったこともあるため注意が必要です。

指定以外の洗剤を使用した

食洗器は指定以外の洗剤を使用してしまうと、泡立ちすぎてしまい、その泡が水と一緒に外に溢れ出してしまうことがあります。そのため、食洗器を使う際は食洗器用の洗剤を使う必要があります。また、食洗器を利用する前は、通常の洗剤で軽く汚れを落としてから食洗器に入れる方も多いですが、その際にしっかり洗剤の洗い流しができておらず、水漏れや故障の原因につながることもあります。

食べカスがつまり排水不良を起こしている

食洗器にはキッチンなどと同じように、食べカスを排水管に直接流さないようゴミ受けが設置されています。しかし、このゴミ受けの掃除をしていなかったり、汚れたお皿をそのまま食洗器に入れてしまうことにより、ゴミ受けがつまって排水不良を起こすことがあります。つまりが酷ければは排水できなかった水が食洗器内に泡と共にたまり、外にあふれ出てしまいます。

食洗器から水漏れした場合の正しい対処法とは?

突然食洗器から水漏れしてしまったら、驚きますよね。また一度稼働させてしまうと自分でコントロールできる部分ではないため、焦ってしまう方も多いです。しかし食洗器からの水漏れは、正しい対処法を取ることでほとんどの場合、被害がそこまで大きくならずに済みます。では具体的に、どのような対処法があるのでしょうか。一緒に見ていきましょう。

一時停止を押して食洗器を止める

部分的な故障であれば、一時停止ボタンを押すことで食洗器の稼働を止めることができます。そのため、異変に気付いたらまずは食洗器を止め、水漏れした部分を拭くなどの対処をしましょう。どんどん水や泡があふれ出ているという場合は、バケツやバスタオルを引き、水が広い範囲に流れていかないように注意をしましょう。

止水栓・元栓をしめる

次に止水栓・元栓をしめましょう。止水栓はほとんどがキッチンの配管部分にあり、食洗器用の給水管に取り付けられています。キッチンの蛇口のものと区別がつかないという場合には、食洗器に伸びている方の給水管を探すと分かりやすいですよ。キッチン用の給水管は、基本的には真っ直ぐ一直線になっているタイプがほとんどです。そのためよく見ると見分けることができます。ただし食洗器の止水栓の位置によっては、人が作業できないような場所にあるため、一度キッチンの収納扉を引き抜く必要があります。止水栓をしめるのにキッチンの収納扉を引き抜く工程が大変だという方は、家の全体の給水を止める元栓をしめると、すぐに食洗器への給水を止めることができます。

食洗器を開けてお皿、ゴミの状況を確認する

食洗器を開けて中の状況を確認しましょう。よくあるケースとしては、お皿や箸などが食洗器の扉と食洗器の天井部分にはさまり、その隙間から水漏れしているというケースです。また、ゴミのつまりであれば、その段階で可能な限り取り除くことで排水不良を解決することができます。排水不良により水が溜まっている場合、ゴミが浮いていることもありますので、あく取りボウルなどを有効活用しゴミを取り除きましょう。明らかに食器やゴミが原因である場合は、止水栓・元栓をあけて再度稼働しても問題なく動きます。

原因不明や水漏れが酷い場合は水回り業者に連絡する

水漏れの原因が分からない場合や、食洗器を開けることすら難しそうな水漏れの場合は、早急に水回り業者に連絡をするようにしましょう。賃貸にお住いの方であれば、水漏れ被害を最小限に食い止められるよう水の拭き取りなどの対策を行った上で、大家さんや管理会社に連絡をしましょう。大家さんや管理会社川で業者を手配していることもありますので、その後は管理側の指示に従うようにしましょう。

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食洗器からの水漏れを予防する方法はある?

どの家庭にも食洗器による水漏れトラブルは起こりうることです。そのため食洗器を使う上では、正しい使い方と水漏れを起こさないための予防をしていく必要があります。ここでは、食洗器からの水漏れを予防する方法について詳しく解説をしていきます。今現在食洗器を使っているという方も、リフォームなどで食洗器を取り入れたいと考えている方も、是非参考にしてみてくださいね。

食器は予洗いをしてから食洗器に入れる

汚れた食器をそのまま入れるのではなく、簡単にでも問題ないので、できれば予洗いをしてから食洗器に入れた方が故障やゴミつまりを減らすことができます。予洗いの際に使用する洗剤は、食洗器に入れる際にしっかりと洗い流してから入れましょう。

専用の洗剤を規定量を守って使う

食洗器専用の洗剤を、規定量守って使うようにしましょう。専用の洗剤だからと言って大量に入れすぎてしまうと、食器がきれいに洗えない、泡が出すぎてしまって水漏れの原因になるなどのリスクがあります。そのため、専用の洗剤の規定量を確認し、正しく使うようにしましょう。

ゴミ受けは綺麗にしておく

ゴミ受けはできれば1回ごとに清掃をし、ゴミを取り除いた状態で次の洗浄を行うようにしましょう。ゴミ受けのゴミは文中で解説したような排水不良を起こすこともありますし、雑菌やカビの繁殖の原因につながることがあります。特にこれからの時期、蒸し暑くなり外出時などでは食洗器内の温度も高くなることが予想されます。その結果、今まで問題なくても雑菌やカビが発生してしまうことがありますので、注意が必要です。

濡れた食器を食洗器内に置かない

食洗器をシンクで洗った食器の水切り場として使われる方もいらっしゃいますが、食洗器内は密閉された場所になるため、食洗器を閉めてしまうと乾かないまま長時間放置されてしまうことになります。万が一洗い残しなどがあると、雑菌が繁殖してしまうこともあるため注意が必要です。食洗器を水切り場として使用する場合は、乾燥機能のみ追加して使うと、食洗器の中が乾燥し食器を乾かすことができます。

食洗器の水漏れは原因によっては自分で解決できる場合もありますが、内部部品の故障や大規模な水漏れなど素人の対応では危険なケースも多く存在します。無理に修理しようとすると感電や二次被害のリスクもあり、結果的に修理費が高くなってしまった、なんてことも起こり得ます。そこでここでは、食洗器の水漏れで業者を呼ぶべきケースがどのような場合か、詳しく解説をしていきます。食洗器から水漏れをして業者を呼ぶべきか迷っているという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

食洗器からの水漏れが一時的なものではなく、床材や壁紙にまで水が染み込んでしまっている場合は、自分で行う対応では限界があります。放置すると木材が膨張して床が変形したり、壁内部に湿気が溜まってカビが繁殖する恐れがあります。さらに、水が下階へ漏れるマンションなどでは、近隣トラブルや修繕費用の負担問題に発展するケースも少なくありません。被害が発生していることに気付いていながら正しい処置を行わなかった場合は、故意に故障をさせていなくても、他の住人やマンションに対して賠償責任を問われる可能性もあります。そのため、他の人を巻き込む可能性もあるような大規模な被害が予測される状況では、早急に業者を呼び出して被害範囲を確認し、適切な修理や乾燥処理を行う必要があります。早めの対応によって、修繕費用を最小限に抑えることも可能です。

ホースの緩みやフィルターの詰まりといった軽度の不具合であれば、自分でチェックして直せる場合もありますが、内部のポンプやモーターの故障、パッキンの劣化が原因であれば、修理をするために専門的な知識と工具が必要です。特に近年の食洗器は精密機器として設計されているため、素人が分解するとさらに故障を悪化させたり、保証が無効になるリスクもあります。もし水漏れと同時に異音や異臭、動作不良などが発生している場合には、内部の部品交換が必要である可能性が高いため、業者への依頼が不可欠です。パッと見て原因が分からない場合もあるかと思いますが、例え自分で対応できる可能性があることでも、業者に依頼してしまうのが安心ですよ。

キッチンの排水口や接続管から水が逆流してきている場合、食洗器本体の問題ではなく、排水管全体の詰まりや劣化が原因となっていることがあります。こうした排水管全体の詰まりや劣化が原因となっているケースでは、専用器具での清掃や高圧洗浄が必要になる場合が多く、家庭での簡易的な掃除では改善しにくいのが実情です。特に油汚れや食べカスが固着していると、放置するほど詰まりが深刻化し、水漏れだけでなく悪臭や衛生面での問題も悪化してしまいます。自分で対応できないと感じた時点で業者を呼ぶことで、被害の拡大を防ぎ、再発防止のためのアドバイスも受けられます。

一度水漏れを直したのに、数日から数週間のうちに再び同じ症状が出てしまう場合は、根本的な原因が解消されていない可能性が高いです。例えばパッキンの交換だけでは済まない内部構造の劣化や、本体全体の寿命が近づいているケースが考えられます。このように繰り返し発生する水漏れは、修理を重ねるほど費用がかさみ、結果的に買い替えを検討した方が合理的になることもあります。業者であれば修理の可否だけでなく、今後の使用におけるリスクやコスト面も含めたアドバイスを受けられるため、無駄にはなりません。業者が対応しても原因が複雑で修理が困難な場合、水漏れが繰り返されてしまうこともありますが、自分で無理に修理してしまうと被害が悪化する可能性があるため、繰り返す水漏れは業者に必ず依頼しましょう。

食洗器の水漏れが発生した場合、どれくらいの費用がかかるのか、修理までにどのような流れを踏むのかをあらかじめ知っておくと、安心して対応できます。業者に依頼するタイミングや、必要な情報を事前に整理しておくことで、スムーズに修理が進み、無駄な出費やトラブルを避けることが可能です。ここでは、水漏れ修理にかかる費用の目安と、修理までの具体的な手順を詳しく解説していきます。

食洗器の水漏れ修理にかかる費用は、原因や部品の交換の有無によって大きく異なります。軽度のホース交換やパッキンの交換であれば1万円前後で済む場合がありますが、排水ポンプや内部配管の交換、制御基板の修理などになると数万円から十万円以上かかることもあります。洗濯機本体の交換であれば、10万円~30万円程度と機能性や要領によって予算に差が出ます。また、出張料や診断料が別途必要な業者もあるため、事前に見積もりを確認しておくことが大切です。業者によって料金体系が異なるため、複数社から概算見積もりを取ることで、予算感を把握しつつ安心して依頼できます。さらに、保証期間内であれば部品交換費用が無料になる場合もあるので、保証内容の確認も忘れずに行いましょう。

業者に修理を依頼すると、まず電話やWebで症状を伝えた後、現地調査の日程が決まります。現地では、食洗器の設置状況や水漏れの原因を専門家が確認し、部品の状態や必要な作業内容を正確に把握します。ここで詳細な見積もりが提示され、作業内容や費用、作業時間などを確認して了承すれば修理が開始されます。現地調査の際に、どの部品が交換対象か、作業の難易度はどれくらいか、修理後に再発の可能性があるかなども質問しておくと安心です。現地調査で正確な状況を把握することが、無駄な追加費用や作業トラブルを防ぐ第一歩となります。

実際の修理作業は、原因や症状によって異なります。ホースやパッキンの交換であれば30分~1時間程度で完了することもありますが、排水ポンプや内部配管、制御基板などの部品交換を伴う場合は、2~3時間以上かかるケースもあります。作業前に業者から具体的な手順や所要時間の説明を受けることで、作業中の家庭内の安全や生活の段取りも調整しやすくなります。また、作業後には水漏れがないか、機能が正常かを確認するテストが行われ、問題がなければ作業完了となります。修理中も立ち会いが必要な場合があるため、時間の調整を事前に行っておくことが安心です。

まとめ

弊社では水回りトラブルの無料お見積り、修理を行っておりますのでお困りの際は是非ご連絡ください。関東エリア・東北エリア・東海エリア・関西エリアの各拠点にスタッフが待機しておりますので、お問い合わせから最短20分で駆けつけます。不安なことがありましたら是非ご連絡ください。

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